総合講座「地域と医療を考える」
青棟 2F 中1B
団体情報
武蔵では高校生を対象に、少人数で 1 年間探究活動を行う「総合講座」というものがあります。形態は大学のゼミに似ており、先生が講座を開講して、生徒がそれに応募する形を採ります。受講は任意で応募多数の場合は抽選となります。この講座以外では、対馬を題材に地域課題を研究する講座、稲作の講座、フィールドワークを通じて地図を作成する講座、算額(和算)について研究する講座、生物標本について研究する講座、英語を使ったコミュニケーションの講座、工作の講座など、合計 16 個の講座が開講されています。
過疎化が進行する奥会津地域での医療実習を通じて、 地域の抱える社会問題について研究する講座です。 教頭を務める英語科の酒井先生が開講しています。 医療に限らず地域問題全般を扱う講座のため、将来医療系に進む人だけでなく社会問題に関心がある生徒も集まっています。今年度は 3 年目で、5 名の生徒が参加しました。数ある総合講座の中でも特に研究色が強く、日本の将来について、 また社会課題の解決について、そして人々の暮らしについて、多角的な視点で捉え学び合う講座です。
武蔵OBで福島県立大学会津医療センターの内科医
昨年まで奥会津在宅医療センターで勤務
内容: 奥会津の現状、人口減少、医師偏在、診療科偏在、病院総合医・NP・KA、ミャンマーの医療
4泊5日 現地集合・解散 三島町と会津若松に宿泊
在宅医療の訪問診療実習、消防署・町役場の訪問、川口高校地域医療班との交流、地域の方との交流、鎌田先生とのセッション など
武蔵OBの安井先生から終末期医療の問題についてお話しをいただいた
自宅で亡くなる為の訓練をする病院で、患者さんの地域社会への復帰を促す画期的な取り組みがある
鎌田さんの師匠でニュージーランドで働く感染症専門医
内容: 安楽死と尊厳死、治療撤退、保険適用基準の問題、ナミビア・ルワンダ・アメリカ・ニュージーランドの医療
他講座と合同で実施
中学生や保護者を対象にした学内向け発表会
校内マップ