CLOWN
赤棟 3F 中3C
団体情報
CLOWNはジャグリング部を母体とする団体で、普段は主に赤の広場という中庭で練習しています。ジャグリング部の活動は、全国各地で行われるジャグリングの大会やイベントに有志で参加するほか、近くの児童館で公演を行ったり、地域のお祭りなどのイベントに参加し舞台で演技を行っています。特に記念祭はその中でも一番規模の大きい演技機会なので、部員の日々の練習の成果発表の場としてご覧いただけると幸いです。過去には記念祭における武蔵グランプリで、6年連続で優勝していた頃もありました。何とか今年こそはその頃のように返り咲きたいと思っていますので、皆さん、応援をよろしくお願いします!皆さんは今まで、大道芸やサーカスなどのパフォーマンスをご覧になったことがあるでしょうか?ジャグリングは大道芸やサーカスのように見世物として行われてきた経緯はありますが、近年はスポーツとしての愛好者も増えています。CLOWNでは、いわゆるボールやディアボロ(中国ゴマ)という道具をはじめとする、いくつかのジャグリング道具の個人演技3〜4つを1公演として、定期的に公演を行います。
こんにちは。武蔵ジャグリング部部長、高2の手塚惺です。まずは目を通していただき、誠にありがとうございます。ジャグリングとは、基本的に物を空中に投げたり、取ったりを繰り返す技を見せる曲芸のことです。実は、ジャグリング部がある学校は私の知る限り、都内では指で数えられるしかありません。ですので、ジャグリングを生で見るという経験は皆さんの記憶に強く残ることでしょう。ジャグリングに使用する道具にはあとで紹介しますが、様々な種類があります。身近なところで言うとけん玉もその一つです。武蔵のジャグリング部では主にボール(お手玉)やディアボロ(中国ゴマ)をメインに演技している人が多いです。部員全員がこの記念祭の舞台のために日々腕を磨いてきました。その集大成をこの記念祭の公演で皆さんにお見せしますので、是非楽しんでいただけたらと思います。
・ボール
最もオーソドックスなジャグリングの道具です。この道具はトスジャグリングの最も基本的な動きをするので、上手い人だとどんなものでもできます。ボールには、いくつかの種類があります。布のような手触りで、その中に種などが入っているビーンバック、プラスチックの球で中に砂が入っているロシアンボール、床に跳ねさせて使うゴム製のバウンスボール、体に沿わせるようにぬるぬると動くガラス製のコンタクトボールなど他にもいくらかあります。主に私たちが使っているものは、ビーンバックかロシアンです。3個でのなめらかな技や、7個高く投げてピルエット(体を一回転させる)してキャッチするなど、技の自由度の高さが売りの道具です。パーティーなどで披露するにはうってつけの道具です。
・ディアボロ
実は、現在のジャグリング部で一番多く6割ほどの人間がこの道具をメインにやっています。形状は、2つのお椀の底をくっつけたような形をしています。紐の上に乗せて回転をつけることで軸が安定し、いろいろな動きを実現します。ディアボロも、ハンドスティック(紐の繋がっている棒)も、その種類や性能が色々あり、得意ジャンルが違うので、技の種類ごとに変えることが多いです(そのため、大量に持っている方も)。また大会が多いのもディアボロの魅力です。大会で見られるディアボロの演技は、我々の想像を遥かに超えてくるものばかりで、ディアボロは現在進行形で進化している道具だとも言えますね。
・フラワースティック
全体的には人口が少なめな道具です。センタースティックの両端にベルというフサフサがついており、それをハンドスティックという棒を使って操る道具です。これを利用して体の周りを回したり高く上げたりする、自由度の高い道具です。プロの演技は感動物です。
・シガーボックス
日本では競技人口がとても多い道具です(スティック同様、残念ながら現在武蔵では人気がございません)。木製とプラスチック製の2種類あります。3~5個を使うことが多いです。両手で持った2つのボックスで間の1つを挟んだ形が基本形で、そこから投げ上げたり、フワッと浮かせ、手を入れ替えてまた挟むなど、魔法のような動きをします。よく、磁石が入っているんじゃないかと疑われますが、本当にプラスチックのただの箱です。起源は葉タバコの箱で、比較的歴史的には新しい道具です。
・ポイ
ジャグリングのポイは、ニュージーランドのマオリ族が発祥でその後ジャグリングに発展してきた道具です。紐を体の周りで振り回すことで、先端の玉が美しい円軌道を描きます。難しい技になると、円ではなく花びらのような形にもなります。テールと呼ばれる細長い布が玉についており、それが玉の残像のように尾を引くような演出を見せるテールポイ、投げるのに特化しており迫力のある演出を見せるコンタクトポイなど様々な種類があります。
・エイトリング
輪っかを2つくっつけ、8の字のような形になっていることから由来します。その輪っかをうまく動かすことで他の道具ではみられないような独特で興味深い動きを見せます。エイトリングはかなりマイナーな道具でエイトリングの演技を見れる学校はここだけかもしれません!
・Q&Aその1
Q:ジャグ部って運動部?文化部?
A:こちらが武蔵唯一の"運動系文化部"です
・Q&Aその2
Q:ジャグリングをやっていていいことある?
A:自分のスキルの一つとして養うことができます。また、ジャグリングが脳を活性化させるという研究もあります。でも1番は、ずっとやりたかった技ができた時の達成感、満足感、開放感がたまりませんね。皆さんも、何かスキルが欲しければ、ぜひジャグリングを。道具はナランハやRADFACTORというジャグリング専門店で買えます。やってみると思ったよりすぐにできるようになるはずです。いつももっとジャグリングが広まってほしいと思ってます。
・Q&Aその3
Q:どうしたら技がそんなにできるの?
A:お答えします。最も、練習あるのみというのがふさわしいでしょう。自分と道具を信じることが大事。技自体は、先輩から教えてもらったり、ネット上の動画を見たりして習得することがほとんどです。ある程度慣れてきたら、自分で技を編み出すこともできます。
・Q&Aその4
Q:正直、ジャグリングってモテるの?
A:この質問に関しては、即答できます。NOです。ジャグリングはやればやるだけ怪我をするスポーツです。(「怪我をして上手くなる」なんて言いたくなるくらい)。そのような危険なものを投げたりしてる人達に誰が近づこうとするでしょうか。悲しいですが、物理的にも、心理的にも距離は近づきません。
CLOWNは中3Cで公演を行うのでぜひお越しください!それでは、これからも記念祭をお楽しみください!
校内マップ